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2004年03月26日

ロード・オブ・ザ・クンニリングス

toungstim.jpg

一見するとよくわからないこのゴムのようなかたちでできたバンドですが、実はこれは舌の付け根のところがバイブレーターになっています。 つまり、これを舌に装着してパートナーの敏感な部分を愛撫してあげながら刺激を与える器具のようですね。 ポジションは舌の上、舌の下、そのまま唇をすぼめて、などいくつか調整可能のようで、人間はいろいろと発明するものだと感心することしきり……、

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2004年03月25日

映画『花と蛇』リメイクはヤバい?

団鬼六氏の普及の名作、『花と蛇』がリメイクされ(今回で6回め!)、すごいことになっているようです。オフィシャルサイトを見る限り、写真から迫力が伝わってきます。う〜ん、これはたしかにただならぬ気配。

監督はあの石井隆氏。「GONIN」の陰惨な暴力シーンがトラウマのように甦ります。そして、逆さ吊りにされたり、怪我を負うなど過酷な撮影に耐えた杉本彩さんの壮絶なヌードは並々ならぬ緊迫感が! まさに女優魂というか、SM魂というか。ホント、どこまでこの作品が暴走しているのか「怖いもの見たさ」でつい確認したくなります。

『花と蛇』といえば、誘拐された会社社長の美人妻が、犯人たちから陵辱の限りを尽くされるという話ですが、今回は21世紀のリメイク作品らしく、現代の調教器具や倒錯系ファッションが登場。作品の紹介キャプションで、イリルガートルとか医療系の用語が登場、なんだかディープな世界を漂わせています。

オフィシャルサイトのスティル写真では、杉本さんが穴の開いた猿ぐつわみたいな皮バンドで口の周囲を覆われています。これはどうやら強制離尿剤を飲まされ、排出した尿をイリルガートルで溜めて、そこから皮バンドの穴に通した管へと繋いでいる感じです。この手のマスクは調べてみると、Mouth Gagと呼ばれているようです。

なお、冒頭のシーンで杉本さんがはめているMouth Gagは、Bite Gag(Bit Gag)などとも呼ばれるもので、和風に呼称するなら犬轡(いぬぐつわ)です。

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2004年03月21日

ぼくの好きな写真家 : モンディーノ殿下

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モンディーノ殿下の存在を知ったのは80年代後半だったと思うけれど、初めて見たときにはびっくりしたよ。有名なプリンスのジャケ写(大きな花弁の前で全裸のプリンスが!)そして、いま見てもびっくりする作品を撮り続けているとから、もっとびっくりだ。ぼくのなかでモード写真に関していえば、いちばんの天才は彼かもしれない。

日本人の写真家がニック・ナイトやデビッド・ラシャペルとかのマネをすると、なんか色とか構図だけはきれいなんだけど淡白なんだよね。草食動物と肉食動物くらいの差が出てしまうのはなんでだろう。

アートやってますって人は、やっぱりスケベな猛禽類であったほうがいいんじゃない? ホントはスケベなんだろうけれど、ぼくに言わせりゃ“むっつり”には限界があるね。カッコつけすぎなんじゃない? それとも加工食品の過剰摂取か電磁波の浴び過ぎかなんかでマジに淡白なのかな。

もし、ぼくが「写真時代」みたいな本を出せるとしたら、やっぱりモンディーノにジャパニーズ・ガールをエロく撮ってもらいたいよ。でも、ギャラがあわないだろうね。

さて、そんな彼の写真集をやっぱり買っておこうかどうしようか。好きな写真が収録されていなかったらどうしよう。……なんて心配は無用だった。こちらにサムネールが収録されている。どうぞご堪能ください。こんなにもエグくて涙が出るほどの美しい写真をありがとう。やっぱり、殿下こそが現役でいちばんジーニアス!

mondino2.jpg 殿下御尊影

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2004年03月20日

発明! いかがわしい店への入り方

先日、繁華街を歩いていたら「女性専用の大人のオモチャ屋さん」に女子高生がセーラー服のまま入店するのを見かけました。これには私もびっくり。時代も変わったものですね。気軽にローターとかゴムでも物色しに行ったのでしょうか。

私などはエロいことなど人前ではとうてい言いだせないため、世間的にはいかがわしいとされる店に入ることを考えただけで、かなりドキドキしてしまいます。

たとえば、東京に出てきたばかりの頃、神保町の芳賀書店や新宿のカバリエなどに入店する際には、黒いサングラスとマスクをかけ、友人に往来の確認をお願いし、その友人が出した「安全」サインを見てから入店したものです。

目下、そんな私の悩みはオフィス街の目ぬき通り沿いにあるエッチなDVDばかり販売する店に入りたいということです。しかし、その店はなぜか交通量の激しい通り沿いにあり、またその店は誰に憶することもなく、誇らしげにインモーラルな看板を掲げているわけですね。

これは入店がかなり難しい。
この道沿いは交通量が多く、女性OLの姿が目立ちます。また家族連れもいます。夜中に入店すればいいのでしょうが、私は薄汚れたドブネズミ色の背広を着たしがない働き虫ですので、そんな時間もありません。
入店するには、昼休みしかないのです!
そこで、この店に白昼道々と人目を触れずに入るには、どうしたらよいのかと風邪をこじらせた機会によくよく考えてみたのですが、ついにあるアイデアが浮かびました……

■1 旧来の方法

これまでは下の図のように、目指す店の前まで目測をもって人通りの間隙を縫いながら入店するしかありませんでした。この場合、入店の態度には3種類あります……

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まず、ひとつめ。
それは、「どうせお前もオレもコーマンしてできたっつーの。ハァハァした挙げ句が、きれいごとばかり抜かす有り様よ。おまえがオレを“きゃ〜、どスケベ”なんて思っていても、それは欺瞞そのものだ。だから、オレはここに野菜を買いにでも入るかのごとく、進むのさ。文句ある?」という『威風堂々』型。確信犯です。これは先日の女子高生にも同じものを感じましたが、彼女の場合はただ世間という概念がないだけかも。それはひとつの見識ではあります。

もうひとつは、目指すドアだけを見つめたまま、自分の世界に浸るかのごとく、あたりは視界に入れずにとっとと目的を果たすべく進む『ヒットマン』型。割と人気高し。

最後の態度は、「あれ、ここってトンカツ屋さんだったのに、変だなあ〜」とか言いながら、あるいは新聞の切れ端かなんかを握りしめて、「ええと、面接場所はここでよかったのかな……」なんて別の目的があるかのごとく入店する「偽装入店」型。また友人と連れ添うなどもこのタイプです。本人の心理的負担が軽減するせいか、根強い人気があります。

ただ、今回私が入店したい店の場合、どの態度を身に付けたとしても人通りが激し過ぎて、入店までの間、他人の目に晒されすぎるのがアレなんですね。また、この店にはドア口前の1〜2メートル区間に時々、犬のウンコがあるため、そこを回避する軌道を描くと「左折巻き込み事故」の可能性があります。
その店の前で後ろから来たOLとぶつかりでもするものなら、小心者の私にはとても耐えられません。

そこで、私が開発したのは以下の方法です。

■2 私が開発した「水平式歩行」

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このヒントは、むかしホンダのクルマが採用していた4WS(四輪操舵)にあります。 車輪に舵角がつくことにより、ふつうのクルマよりも最小回転半径を小さくし、ハンドルの切り返しを少なくすることが可能です。縦列駐車が苦手なドライバーのための技術とも謳われました。これをさらに推し進めた4WSとしては、進行方向に向いている車輪が突如水平に動き、横移動するものがあります。私のアイデアは後者に近いものですね。

直進するかのようにして、目指す店の前のドアで突如、横移動するわけです。 背後から見ていた人はなにが起きたかわからないはずです。とつぜん、人が消える。消える魔球ならぬ、消える歩行者。それを可能にするのが、私が考案する「2WS(2輪操舵)」。2足を二輪のごとくイメージし、とつぜんターン・トゥ・90度で横へひとっ飛び。

どうですか。左折巻き込みの可能性は完全に払拭できたわけではありませんが、この方法ならば犬のウンコをまたいで店の入り口ギリギリを水平に歩くことができますから、横目で間合いを推し量ることが可能です。そして、「せいのっ!」で横っ跳び。

■「2WS」感覚を身に付ける練習 

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これは軸足を右とした場合(進入する店が左側なので)、まず靴底を着地させたら、ギザギザの印の部分に力を入れて足首をひねります。このときカカトは浮かせておいたほうがいいでしょう。そして、すかさず左足をずらして体重移動します。

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次に、先ほどの軸足である右足のカカトを着地させ、ギザギザの印の部分を蹴るように荷重します。そして、左足の向き変えを済ませておく必要があります。ここでヨーモーメントを発生させ、その際に生じるコーナリングフォースを横移動に活用します。 また、底がすり減ったクツを利用し、パワースライドをかけるなどのドリフト・テクニックも考えられます。

さて、以上が私が考案した「いかがわしい店への入り方」です。 「2WS」感覚を身に付けるためには、毎日ストレッチングを行うこともお薦めいたします。

……ところで、店を出るときのことを忘れていた!

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美しい横っ跳びは、日頃の鍛練あってのもの……。

Posted by master at 21:00 | Comments (7) | TrackBack

2004年03月04日

顔をデザインせよ、でもそれ以外は全裸でね。

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99年から多くの人々の一風変わったヌードを撮影してきた"アルバートとクリスティン":http://www.nudesmasked.com/。彼らと彼女が紡ぎだす覆面ヌードは刺激的。プロジェクトの名前は「あなたが描いた自分の頭(A Head of Your Own Design)」。

このプロジェクトは、モデルたちに袋を渡し、そこに自身の肖像を描いてもらうというもの。できあがった袋を自分の頭にかぶり、それ以外は生まれたままの姿に……。 それはモデル自身による主観的な顔であり、体は生まれた客体的なもの。どちらが本当のあなた? 

さて、顔を晒してまで脱ぐとなると、心にはブレーキがかかってしまうのは仕方のないこと。でも、顔をデザインしてもいいなら……。こんな刺激的なアートプロジェクトなら、貴女も心おきなく脱ぎたいと思いませんか? アルバートたちのサイトには「questionnaire」というコーナーがあるから、そこであなた自身の欲望を覗いてよう。質問項目があるので試してみて。

A Head of Your Own Design

☆本日は銀座の出版社が刊行するような女性誌風にまとめてみました。てへ。☆

Posted by master at 23:25 | Comments (3) | TrackBack

講義「女性と自慰 : なんとなくクリトリス」

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私が定期購読している雑誌で興味深い記事を読みました。
そこには、最近の女性の性意識調査の結果が書かれていました。特に、ラブホテルでアダルトグッズの販売が上昇しているという一節に目をひかれました。それに附随し、調査対象の若い女性たちが「自慰のときに一回でもローターを使いたい」という欲求をもっているとの結果が出た、と記事には記載されています。
どうせ、埋め草的な記事ですから、ここではその信ぴょう性については措いておきますが、この著者が書きたかったことは、「現代の女性は若い頃から多目的型に開発されてしまうので、旧来の性交(射精)第一主義ではモテない」ということです。さて、皆さんはどう思われますか?

そんな前口上はさておき、なんとなくクリトリスについて語ってみたいと思います。教科書のP69を開いてください。

今日、皆さんに私がご紹介したいのは、元ポルノ女優で、現在は全米のアダルト産業を牽引する"カンディーダ・ロエリー(Candida Royalle)女史":http://www.royalle.com/index.htmlです。

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彼女は女性のためのアダルト・グッズ開発を行い、そのブランド名は……
「ナチュラルコントゥアー」といいます。

それにしても、私が彼女の名を目にすると、どうしてもカンジタ・ロワイヤル(カンジタ妃殿下)と読んでしまいます。(カンジタ菌は外陰部や膣部に繁殖するカビ)

さて、そんなカンディーダ女史が世に送りだすバイブレーターは質実剛健と言えましょう。

クルマに喩えれば、それは英国車にも似ています。単に機能的というのみではなく、デザインはいたずらに主張せず、かといってまったく無頓着ではない、また「ソノ気ではないモード」時にそばに置いておいてもゲンナリとさせない点は、さすがと言えましょう。 私が本日の授業以外でよくご紹介するアダルトグッズは、まるで芸術品と見まがうばかりのものですが、それらとはまた境地を拓いているといえます。

たとえば、「ナチュラルコントゥアー」シリーズのultimateについて見てみましょう。

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定番ブランドともいえる、この「ナチュラルコントゥアー」は、多くの小売業者からも信頼を置かれています。このultimateは、先端が丸いほうをヴアギナに挿入、もう一方でクリット(クリトリスの愛称)を刺激するべくできています。このようなクリット刺激タイプをクリトラル・スティミュレーター(あるいはクリトラル・バイブレーター)というのは、前回の授業でお教えした通りですね。

日本ではただ単に「バイブ」と総称される場合が多いのですが、クリトラル刺激系は独立したジャンルですので、膣に挿入するタイプのものとは分けて呼称する必要があります。ここ、試験に出るので覚えておいてください。

また余談ではありますが、このultimateのように2つの鋭敏な性感を同時に刺激するタイプは、ジャパニーズ・スタイルと呼ばれ、日本がその先駆だということも覚えておきましょう。

このクリトラル刺激系は、女性の性意識がだんだんと開放的になってきたことと比例するがごとく、進化してきたように思えます。男性主導でつくられていた時代のものと比べ、明るく、そしてカジュアルなデザインへと変容してきたといえます。

これまでに多く存在した男性器を象(かたど)った筒型バイブレーターは、現在では、クラッシック・スタイルとも呼ばれ、これ以上足したり引いたりする機能がないほどにシンプルです。一方、形状から使用目的が露骨にうかがい知れるため、これらクラッシック・スタイルの進化は、サブスタンス(実体、内実)を変えずに意匠のみを変容させることに腐心してきたともいえるでしょう。

日本にはキ○ィちゃんを模倣した筒状ローターがあり、肩凝りをほぐすなどの効用を謳っていたかと記憶しますが、使われ方は神のみぞ知ります。購買者にとって使用の目的が第三者ではなく、自身の目からも覆われることが大切といえます。

クラッシック・スタイルの数少ない欠点のひとつとして、片手が使えなくなるということが挙げられます。そこで両手をフリーにし、もっと楽しみたいというユーザーの欲求に応えるべく、装着型が登場しました。これらは、フォアプレイ(前戯)のために使われることが多いわけです。

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また、クリトラル刺激は、パートナーとの接合をより昂めるための補助的なものとして用いられることが多いのです。つまり、クリットを刺激しつつ、ヴァギナに挿入するタイプということになります。そのため、クリトラルバイブの下に輪があります。どう使うかは推測できますよね?

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先生が個人で運営するウェブログについて、「いかがわしい」と眉をしかめる女性もいるようですが、そんな女性たちが誰の目も憚らない状況下で自慰に耽ることについて、先生はいかがわしい、などと考えてはいません。女性の自慰こそ、実はクリトラル刺激系をもっとも用いるということが解明されています。今回の講義を、そんな女性たちにこそ聞いていただきたいのです。

自慰については、「ソロプレイ」と呼ばれることは、私の授業を専攻している皆さんならすでに御存じですよね。ソロプレイについては、米国の"ハラルド・リトゥン博士がすでに秀逸な論文を書かれています":http://www.amazon.com/gp/reader/0962653144/ref=sib_dp_pt/104-9504462-8368722#reader-link。また、"salon.comの当該記事":http://dir.salon.com/sex/feature/2001/05/23/solo/index.htmlに詳しいので、ヒマがある人は読んでおいてください。

女性の自慰を賛助する器具は少なくありません。現在は風呂場でのソロプレイを可能とする防水機能付きのものが主流を占めますが、変わり種としては、指輪タイプのものがあります。

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これは、指にはめた状態で自慰を行う際、指の先端を外陰部に添えて置いたとき、ちょうど指輪側面の凹凸がクリットを直撃するというものです。また指輪上部が振動するため、それを用いて、直接的なクリトラル刺激を楽しむための「ダブル・ファンクション」を与えています。

番外としては、フォアプレイ用に装着するクリップタイプのものがあり、これはマニア向けのクリトラル刺激系といえるでしょう。先生の授業を受ける際には、次回からこれを装着してきてください。

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なお、今回、皆さんに与える課題は「私のソロ・プレイ」という題の論文です。ファイル形式は問いませんので、ぜひ先生にこっそりと教えてくださいね。では、また来週。

追記

本講義に対し、ちぇりおめありーさんがサブテキストを用意してくださいました。読んでおくように。

ちぇりおめありーさんのサブテキスト

Posted by master at 01:05 | Comments (4) | TrackBack